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エンディングノートって何?

 

エンディングノートとは、人生の最期を迎えるにあたり自分の思いや希望を家族や友人などに確実に伝えるためのノートです。遺言との大きな違いは、遺言は亡くなった後の希望や指示を書きますが、エンディングノートは現在から亡くなった後のことまで幅広く書けることです。ただしエンディングノートは遺言とは異なり法的な効力はありません。市販されているエンディングノートには、あらかじめ就活に必要な項目が記載されているので記入しやすいのが特徴です。もちろん自分でお気に入りのノートを探してそれに書くこともできます。

 

 

エンディングノートは、これからの人生をよりよく生きるための道標です。

旅たち者が残される者へ書くノート

・大切な記録や思い出を伝えるため

・具体的な希望を周囲に託すため

「遺言」とは異なる特徴

・気軽に書ける(法的な効力はない)

・今までの人生を見直すきっかけになる

・これからの人生を考える機会にもなる

・介護や医療者があなたに対する理解を深めることができる

*心身ともに余裕があり、自分の意思を自分で伝えることができるうちに書くことが大切です。

 

 

エンディングノートは、終活の道標として自分の希望や思いを綴るものです。家族はエンディングノートを手にすることで、本人の意思を確認することができ、家族は迷いや様々な決断の後の後悔が少なくなります。こういうことからも、自分だけでなく家族のためにも必要なノートです。

エンディングノートに書くことは?

  1. 私の生きた道(経歴)や思い出など

  2. 医療や介護の希望

  3. 葬儀やお墓の希望

  4. 財産や保険のリスト

  5. 万一の連絡先リスト(親戚・知人など)

  6. 遺言書

*エンディングノートを書くと・・自分の気持ちを形に表すことで、家族など残される人にも自分の意志が伝えられます。

 

実際にエンディングノートを書いていくと、自分の気持ちを整理・確認でき、これからの人生を前向きに考えることができるようになる方が多いです。ただし、書いただけでは自己満足に終わってしまいます。これからの人生で、自分で自分の思い出を伝えられなくなった時でもエンディングノートを家族が手にすることで、自分が希望する最期を送れるように作成するものです。折に触れて家族に伝えてください。また、舞位置の時にすぐに気付いてもらえるようにエンディングノートを作成していることを家族や周囲に伝えておくことが大切です。亡くなって数年後に遺品を整理していて「エンディングノートが見つかった」などということにならないように対策を考えておきましょう。せっかく準備したことが無駄になってしまいます。

エンディングノートは、ペンで書くノートタイプのものや、パソコンで記入できるもの、さらにAI聞き取りによる作成サービス※1)もあります。

※1)AIエンディングノート「記憶の扉」

自分の事や、想いを伝える方法には4つのタイプがあります。

自分に合った方法で記録しましょう。それぞれの種類の特徴をよく理解して、自分に合ったものを選ぶとスムーズに書き進められます。

Ending fairy:計画の妖精

何度でも書き直せる

エンディングノートは、書く方法にルールがあるわけではないので、気持ちが変われば何度でも書き直してください。書き直した際に日付を書いておきます。また、一度に全てを書き込む必要はありません。折に触れてエンディングノートを開いて、書けるところ、書きたいと思うところから書き始めましょう。そして、自分が判断に迷うような項目は、無理に書き込まず、本を読んだり、セミナーや講習会を聞いたり、周囲の話を聞いて、納得してから書いても大丈夫です。できれば、自分にとって優先順位の高い、緊急性の高い項目から書いてください。例えば医療や介護についてや緊急時の連絡先などです。緊急性が高く、目に触れるところに置いておきたいページは、コピーなどして電話や玄関の近くに置いておくと良いでしょう。

私の生きた道(経歴)や思い出など

自分の過去を思い出して書き記していくと、自分を客観的に見ることができます。今まで自分がどのような生活を送り、何に喜び、何に悲しみ、何に腹を立てたかを思い出していくうちに、自分の人生の意味や発見があるはずです。そして、何となく不安に思っていることが明確になり、これからやるべきことが見えてきます。さらに好きだった映画や音楽、食べ物、景気、国、遊び、花などいろいろ思い出して書いてください。これらの情報は介護や医療に携わる人と共有することで、充実度の高い医療や介護が受けられるはずです。もっと充実させたければ、自分が生きてきた道のりを写真や文章でアルバムを作成しても良いでしょう。子供や孫とのコミュニケーションツールにも最適です。

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エンディングノートもキーボードで入力したい

 エンディングノートは、自分の死後に残す家族にメッセージを残すための手段です。

遺言状のような法的な拘束力はありませんが、カジュアルな形で、自分の歴史、葬儀や墓、今後の家族の生活などの希望を書き残します。

 エンディングノートに書かれることの多い内容をポイントを抑えながらご紹介します。 「小さなお葬式のコラム」では、終活にまつわる最新事情やノウハウ、雑学に至るまで、気になる情報をお届けします!

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私のこと(基本情報)

葬儀のこと

お墓のこと

遺言書について・自分史

財産について

EDライフケアプランの第一歩ともなる「エンディングノート」は、自分にもしものことがあった時のために、残された家族や親しい人たちに伝えておきたいことをまとめておくノートです。では、エンディングノートの中身について少しご紹介します。

左のエンディングノート画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。

 

私のこと(基本情報)

  • ・名前

  • ・生年月日

  • ・血液型

  • ・住所

  • ・現在、かかっている病気・病院名

  • ・学歴

  • ・職歴

 

財産について

  • ・預貯金

  • ・株式

  • ・不動産

  • ・有価証券や金融資産

  • ・借入金・ローン

 

葬儀のこと

  • ・葬儀の実施について

  • ・葬儀業者や会場について

  • ・葬儀の費用

  • ・宗教・宗派について

  • ・戒名・法名について

  • ・葬儀の規模

 

お墓のこと

  • ・希望する埋葬方法

  • ・お墓の場所がわかっている場合(購入済みまたは希望する埋葬の場所など)

  • ・お墓の費用について

  • ・その他、お墓について伝えておきたいこと

 

遺言書について・自分史

  • ・遺言書の有無

  • ・遺産分割について

  • ・依頼・相談先リスト

  • ・出生について

  • ・出会った人

  • ・お世話になった人

  • ・印象深い場所

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エンディングノートもキーボードで入力したい

エンディングノートを書いてみたいけど、手書きが苦手という人のために、パソコンのキーボードから入力できるエンディングノートもあります。

 後に残す家族のためにエンディングノートを書いておく意志はあっても、紙のノートに手書きで文字を書くことが苦痛で続けられないという人は珍しくありません。また、悪筆なので、家族にきちんとメッセージが伝わるかも不安だという方もいらっしゃいます。

EDライフケアプランニングでは、doc/docx形式のエンディングノートを使用しています。使用にあたってはパソコンと、マイクロソフト「Office」などのソフトウェアが必要です。

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